子供の成長を見るのは
親にとってかけがえのないものであり、
一番の幸せを感じることができると
言っても過言ではありません。
子供が口にする食べ物やおもちゃ、
衣服にもこだわっている方も多いと思いすが、
普段何気なく行っていることが将来、
思いもよらない危険に
晒されることがあります。
今回は特に
このアヒル座り(ペッタンコ座り)に
ついて言及してみたいと思います。
アヒル座りは危険
子供にとってアヒル座りはとても楽な座り方であり、
ついついやりがちになってしまいます。
大人の方でも、正座より楽だという点で、結構な人がアヒル座りをしてしまっているのではないでしょうか?
特に股関節の柔らかい女性や幼児に見受けられ、
一見すると女の子らしく可愛らしいという意見もありますが、
これが百害あって一利なしなのです。
なぜなら、このような座り方は幼児の発育に大きな影響を及ぼすだけでなく、
背骨の湾曲や股関節を痛めることになり、
手先の運動機能の発達障害をも引き起こす恐れがあるからなのです。
座りやすいけど・・・
アヒル座りは下半身にものすごいストレスがかかります。
骨盤から腰・背中と、背骨が徐々に湾曲していくだけでなく、
股関節にも悪影響を及ぼすため、全体的に体幹が弱くなる傾向にあります。
さらに、四角い骨盤となるため、子宮にも悪影響を及ぼす恐れがあるのです。
そして、アヒル座りを楽だと感じている人はO脚であることが多く、
骨盤も徐々に開いていくため、お尻のお肉が垂れていき、非常に醜い下半身になってしまうのです。
座りやすさで言えば、椅子に座った時等に足を組む人も多いと思いますが、
これも腰回りに大きな負担をかけてます。
足を組むことによってお尻から腰にかけての筋肉がねじれます。
これがきっかけで、肩や首の筋肉が引っ張られ、腰痛や肩こり、頭痛の原因となるのです。
さらに特に女性ですが、横坐りなどをして一方に負荷がかかった状態が続くと、
これも背骨の歪みにつながるのです。
どんな座り方がいいのか
ではどのような座り方をするのがいいのでしょうか。
幼児に関しては、足をVの字に伸ばして座る座り方が一番良いとされています。
さらには、あぐらをかいたり、横坐りであっても、
左右を交互に変えるなど頻繁に足の体勢を変えることで、筋肉や骨・関節への負担を軽減させてくれ、背骨が曲がったりする心配もなくなるのです。
足を組む方も、組む足を左右交互に繰り返していれば筋肉のねじれも多少は緩和されるでしょう。
もしもアヒル座りのような座り方をしているお子さんがいたら、
優しく注意してあげることで、将来美脚を手に入れることができるかもしれません。
引用元:BrandNewS